埼玉県サイクリング協会 秩父山岳サイクリング

秩父山岳への参加はクラブは初年度より毎年の5回目になります。

毎年暑く夏らしい空の下 秩父ミューズパークを起点に山岳地域をグルッと60km、
獲得標高1000mの結構な一生懸命のアップダウンを走ります。


今回はTackeさんから初参加のお二人 通称:豊さんと 通称:デゴイチ山さん(イメージで勝手につけました) と 二回目の参加 通称:ママジャンボ氏の同僚で通称:シェパ(これまた勝手につけました)も参加しました。

寸前までの予報では12:00ころから、又は15:00頃から雨となっていましたが、結局は降る事がなく、一日暑い中を10%を越える登り坂で皆で大汗をかきながら、ゼーゼー言いながら、合角ダム、浦山ダム、ミューズパークへと 登っていきました。
メンバーの中から 何かしらのトラブルが毎回出るイベントなのですが、今回はミューズパークをスタートして下り切った辺りで第二グループで最初にパンクがありました。筆者は第一グループにいてちょっと時間を取ってから一旦戻ったのですが、流石にもたつく程のチューブ交換の時間は掛っていませんでした。 1kmも戻らないうちに第二グループと合流出来ました。国道299号小鹿野町立三田川中付近から合角ダムへの登り。最初に余興で苛められる、行けそうで行けない嫌な感じの2km強、登り切るとすぐにトンネルがあり、身体を冷やせるのですが今回はあまり涼しくなく、変だな?と感じていました。
トンネルを出てグングン下って行くと 合角さざなみ大橋が登場します。合角ダム湖の中央付近に位置する吊下橋ですが、ここのロケーションには毎年感激します。しばし皆で景色を堪能し、第一チェックポイントの合角ダムでキュウリや水等の補給物を頂いて、ダムで記念撮影をするのがクラブの恒例になっています。軽く観光を終えて、第二チェックポイントへ向かいますが、最寄駅は秩父鉄道三峰口、荒川西小学校の近くになります。小鹿野町役場付近から県道37号を通り、また一生懸命登って、下ったところです。
山間部に入る前に、「わたしのサイクルコンピュータ…37℃って表示されてる・・・。」と通称:Okkei氏に声を掛けられます。「そんなにないよねぇ。と返事をしたものの、気温が高い事には変わりありません。数年前の埼玉ハーフの「熱ダルマ」を思い出します。(熱ダルマとは・・・検索すると出て来るかも知れません。)第二チェックポイントで霧吹きの冷やしを皆が頂いて、ここからが本番となる山岳サイクリングです。

第二チェックポイントで霧吹きの冷やしを皆が頂いて、ここからが本番となる山岳サイクリングです。
浦山ダムへの登りへ向かう前に、秩父市内を展望出来る道を走りますが、その登りも結構良く、下りも結構良いのです。

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字信号で先行していた通称:観測隊隊長氏が右折側で止まっています。
「前の3人がミスコースでまっすぐ行っちゃったよ!!」


え~~っと・・・。追いかけましょう。 と思いながら数百メートル向かったところで携帯に電話をしてみます。
そのタイミングでもてぎエンデューロ名物にして クラブ会長のスーパーマリオ氏が登場して、「行ってきます」と加速してミスコースの群を追いかけました。
結果、電話もつながり、マリオ氏とも合流になり、無事に引き返させることが出来ました。

その交差点からは少し遠くに聳え立つ浦山ダムが良く見えます。
浦山ダムへは厳しい登りが待っていますが、ダム設営のエレベーターもあり、競技規定では利用しても良いのだそうです。。
毎回、エレベーター入口付近まで来ると「どうしようかなぁ」と迷うのですが、何故か苦しい登りを選んでしまいます。 どうしてでしょうか・・・・?

浦山ダムへは蛇登りの道で、ここで調子が悪いと残りの登りも苦しい展開になります。この頃曇り空になってきて太陽に焼かれることはありませんでしたが、やっぱり暑い事に変りありません。女性部員が体調がすぐれず、歩いて登ぼる事になり、それを見守るために男性部員3名が援護して、どうにか第三最終チェックポイントへとたどり着きました。ダムの上から見る秩父市内の景色は素晴らしく観光名所の一つになっています。

そして、市内へと下り、少し140号を走り、最後の登りにして一番厳しい登り、ミューズパークへと向かいます。

身体に熱が溜まり、そろそろ雨が欲しい時間帯なのですが、降る事はなく、ゼーゼーしながら時々横目で秩父市内をチラッと眺めながら、登るのですが、どうして登りに来るのかな? と考えながら、苦しいんだからやめればいいのにまた来年の来るんだよな。と余計な事を考えながらフラフラ、ゼーゼー、あっぷあっぷ、しながらミューズパーク入口まで辿り付いたとき、その苦しい全ては忘れてしまします。
秋の黄色の通路が有名な銀杏並木をパレードラン的に走り、やっとゴールにたどり着くと4時間程を費やしていました。

景色は良いですし(見てる余裕はありませんが)同じ埼玉県に住む者としては結構な遠出をした気分になれますし、緑豊かな秩父を堪能出来る良いイベントです。

大変良いイベントです。
良い景色が沢山あるのですが、登っている時、下っている時、カメラを出して撮影する余裕は全然ありません。
来年是非参加してみてください。


埼玉県サイクリング協会
http://www.saitama-cycling.info/
秩父山岳サイクリングは毎年8月第一日曜日


画像提供
SCA wada氏、Taji氏、Ari氏、Okkei氏、Oval



::: オーバル

AMBCO

全能なる自転車 をタイトルに1991年設立されたさいたま市東浦和のサイクリングクラブです。毎週日曜日、さいたま市の見沼田んぼで朝練をしています。 朝練を中心にルールやマナーを確認し、安全に楽しく走る、を基本に活動中です。 埼玉県サイクリング協会所属クラブとしての要請を受け、 埼玉県サイクリングフェスティバル、サイクルエキスポ、熊谷スポーツフェス、 さいたまクリテリウム等、各地で活動もしています。

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